1981年 大阪生まれ。 18歳で宮大工社寺仏閣*金剛組(木内組)にて修行。24 歳、特注家具会社にて働くが、独自の製作を目指し28歳より独立。独立して15 年、家具作家・彫刻家として現在に至る。
2011年  中村達薫展 -manaco original furniture –
2016年  中村達薫展 個展 細野ビルヂング
2016年  suwaru 展 グループ展
2017年  ballerina chairs exhibition 個展
2024年 TATSUSHIGE NAKAMURA solo exhibition Museum 李朝


椅子に興味を持ったのは、誕生日に母親と姉がくれたvitra社のチャールズ&レイ・イームズの1/5のミニチュアでした。こんな世界があるのかと知り、そこからミッドセンチュリー1950年代のアメリカ家具や建築家「ミース・ファン・デル・ローエ」「ル・コルビジェ」「フランク・ロイド・ライト」等の巨匠がデザインした家具や椅子に興味を深めていきました。

そんな中一冊の本、織田憲嗣氏の『DANISH CHAIRS』に出会い、デンマークの家具に魅了され、中でも「フィン・ユール」の造形美にはとりわけ惹かれ、2016年にデンマークにも行き、巨匠たちの痕跡を辿りました。

自分もいつかこんな家具、椅子を作りたいと思いました。
偉大な先人達のファンでもあり、師でもあります。

私の家具創りは独学です。
木工や家具だけではない所に学びがあると考えます。
例えば音楽や芸術、アート、哲学などから学ぶ事が多いと思います。

2008年に独立をして5年目にP5シリーズを作製。
それまでは注文家具・店舗什器や内装等をしながら日々食い繋いでいましたが、本当に自分が作りたいモノを作ろうと、本来やりたかった事をしようと決めてP5 Chairを創りました。
そこから「造る」から「生み出す」へ変化していきました。

やはり15年続けてこれた事。
当初は親族や友人達がまだ未熟な自分を信じて注文してくれ、そこから少しづつ創るモノも関わる人達の世界が広がりました。作品を生める事もそうした人達がいたからこそだと思います。

見つけてくれて選んで応援してくださる方々と共に、自分の作品は成長してきました。